淡々とOL。

夢は、働きつづけること。

私の体が受け止めてくれているもの。-『イヤシノウタ』吉本ばなな

この感覚。

 

体は、私のために私の隠された気持ちを、一生表に出てくることのない痛みを、どれだけ肩代わりしてくれているんだろう。

 

私はまだまだ、吉本ばななさんの書くものを読んでいくんだろうなあ。

 

 

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ザ・女心。-『かわいくおごられて気持ちよくおごる方法』はあちゅう

この本が学校の教科書だったら、男性はもっと幸せな恋愛生活が送れるのではないか…?と勝手に思ってしまいました。

パッと見、女性が幸せな恋愛生活を送るための本のように見えますし、その通りでもあるんですが、巡り巡ると男性に行き着くんですよね。

この本を読んで、「ケッ」と思う男性は多いと思いますが…
モテるモテない以前に、まず試してみようと思う、心の柔軟性を問われているのかもしれません。


個人的には、この本は「女子会で使える!」と思いました。
この本をネタに、何時間でも話せる気がする…恐ろしい…

「自分がおごってでもご飯を食べたい人としかご飯に行っちゃダメ。時間の無駄。」って偉い人がいってました。

本当その通りだなあ。
ごはんは好きな人としか食べたくない!
ごはんをおいしく食べる時間を大切にしたいと思いました。


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いつかの自分を見るような。ー『泣かない女はいない』長島有

久しぶりに小説を読んだ。

男性が書く、普通の女性の話、ってあんまり読んだことなかったなと思った。

女性が書いたものはたくさん読んだことがある気がするけれど。

男性が書くと、主人公は自分と同じような女性の視点でも、そこに出てくる男性の心情まで読めるのが面白い。

自分の日常を、副音声付きで見ているような気持ち…やっぱり小説はいいな。

 

起承転結がはっきりした小説じゃないのに、読んでたらどんどん先が読みたくなった、不思議な小説。

もっとうまく立ち回れたかもしれないのに、何かそうできなかった、そんなお話。

いつかの自分を見るようで、思い出のような懐かしさと苦さを感じた。

 

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家事や育児は「手伝う」んじゃなくて「一緒にやる」と言ってほしい。

独身が何を、と言われるのは重々承知の上で。。

 

 

「旦那が家事を手伝ってくれて」と言う女性。

「子育て手伝ってるよ」と言う男性。

 

ついでに言うなら、

「家事や育児に協力的な男性」というよく見かけるフレーズも…

 

何かおかしくない?

 

「手伝う」=メインではない、ということ。

 

女性が専業主婦ならまだしも、共働きで、「手伝う」って。「協力的」って。

 

大和撫子なら、「手伝ってくれてありがとう」と言うべきなのかもしれない。

でも私は、「手伝うんじゃなくて、一緒にやるって言って」と思ってしまう。

言葉は意識を作るから。

 

 

男性の多くが、仕事の重責や長時間残業で大変なのは事実。

でも家事や育児を「一緒にやる」っていう意識の男性が増えたら、少子化対策にもなるんじゃないかな。。

少なくとも私はそう思います。

飾らない言葉。ー『場所はいつも旅先だった』松浦弥太郎

飾らない言葉って、こういう言葉のことをいうんだと知った。

 

露骨でも、明瞭なのでもなくて、ただただ“飾らない言葉”。

人の心の中を読んでるような気分になって、読んでる間ひたすら心がざわつき、ドキドキした。

 

松浦弥太郎さんの、“ていねいな暮らし”系の本やビジネスに関する本しか読んだことがない人は、この本を読むと「えーっ!!!!」の連続なんじゃないかと思います。

私はひっくり返りました。

えっ、こういう人なの?って。

でも、読み終わる頃には全てがひとつなぎになっていって… 「だからこの人は魅力的なのか」というのがわかりました。

 

小説より小説みたいな半自伝的エッセイです。

星野道夫さんの「旅をする木」をいい意味で俗っぽくした感じ。

何でこの本ベストセラーじゃないんだろうと思うくらい、個人的に気に入りました。

 

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【愛知県新栄】eatで、特大サラダボウルを500円で食べる幸せ。

とにかくハマって、職場からちょっと遠いのに週イチで通ってる。。

500円で、連れていった人は必ずびっくりするほど特大のサラダボウル。
むしゃむしゃ食べてると、あごが疲れてくるくらい。
でも、草を!食べてる!という感覚が何だか楽しくて止められない。
体も喜んでいる気がする。

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走らなくても楽しいマラソン本。-『海外マラソンRun Run旅 』 たかぎなおこ

たかぎなおこさんのマラソン本(コミックエッセイ)、4冊目。
私はマラソンは全くしませんが笑、それでも本当に楽しく読めます。

感覚としては、旅行本にマラソンの内容が入っている、という感じ。

たかぎなおこさんの他のコミックエッセイは読んだけど、マラソンは興味ないからパス~というのは本当にもったいないので止めて頂きたいです笑。

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